人生の転機について【転機とは?具体例とその受け止め方】

 

こんにちは、 SunnyBizコンサル です。

 

みなさんは、 人生の転機 について考えたことがありますか。

 

人生に変化をもたらす事態が起こると、人はそれを「転機」といいます。

その変化は、自分から求めていく場合と、向こうから訪れる場合とその時々で異なります。

また、その瞬間には気付いていなくとも、後々になってあの時が人生の転機だった…と

気付くこともあるでしょう。

 

あることをきっかけに、人生に新しい展開が起こり、人生が動きだす――。

 

今回は人生の転機について、どういったことが私たちに影響を与えるのか、その時の受け止め方と思考について考えを書いてみようと思います。

人生の転機について

人生の転機とは

転機とは、今までの当たり前に変化が訪れ、他の状態に転じるきっかけとなる事をいいます。

 

皆さんは今この瞬間、ここに辿り着くまでに、どんな日々を送ってきましたか??

今日を迎えるまで、どんな人生を過ごしてきましたか??

 

人は、様々な場面で数ある選択肢の中からひとつを選んで今日に辿り着いています。

その時々に選択をした結果で未来が変わり、そしてこれから先もその選択は続いていきます。

 

あの時あっちを選んでいたら…

あの時もしこうしていたら…

 

些細なことから大きなことまで、誰もが必ずその時々で選択をし、

それが結果的に転機を迎えているといえます。

 

人生の転機を考えるときには、必ず過去と今の比較をすることになります。

それは変わろうとしている時、もしくは今に変化をきたす事象が起きた瞬間、その瞬間自体がすでに過去となり、あとはこれから先をどう変化させていくか、未来を見ていくからです。

 

転機の種類①~予測可能か否か~

人生の転機には、 予測可能な転機 と、ある日突然訪れる 予測不可能な転機 があります。

予測可能な転機とは

  • 入学、卒業
  • 就職
  • 結婚、出産
  • 転居      など

これらは、あらかじめ時期が決まっていたり、自分のタイミングや意思で決めることができるものです。ある程度予測可能な転機であり、自分でどのようにするか調整可能であるものといえます。

 

予測不可能な転機とは

  • 身内の不幸
  • ケガ、病気
  • 失業(倒産、解雇)
  • 災害       など

これらは、ある日突然ふりかかる転機であり、予測不可能な場合がほとんどです。

事故的要因があり、このような転機は精神的に大きなショックを受けることが多いです。

転機の種類②~内部的要因と外部的要因~

次に、転機が訪れるきっかけには心理的なことから起こる内部的要因と、環境が変化することで起こる外部的要因があります。

内部的要因とは

  • 夢、目標
  • 不安
  • 年齢
  • 価値観の変化
  • 考え方の変化     など

自分の中で芽生える思いや感情など、自分自身が変化するきっかけとなる要因をいいます。

将来こうなりたいというポジティブな思いや、このままではダメだというネガティブな思いから、自ら変化を求め転機を呼び込むこともあります。

また、成長していく過程で考え方が変わったり、価値観が変わったりすることによる方向転換もあります。

外部的要因とは

  • 恋愛
  • 人間関係
  • 転勤
  • 出会い、別れ
  • 組織の変化  など

これは、自身を取り巻く環境が変化することで訪れる転機です。

自分の周りが変化することで影響を受け、一人の時には気付けなかった新しい思いが芽生えたり、

安定していた生活が脅かされたりと、周りからの刺激で転機を迎えるきっかけが生まれます。

 

このように私たちは、いろいろなことを経験し、感情を抱き、その影響を受けて転機を迎え今という瞬間に立っています。


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転機が起きる具体例

予測可能な転機が起きた時

入学、卒業
ここで迎える転機は、小学校、中学校、高校、その先と、ある程度は予測可能な範囲で生活の変化が訪れます。
人とも環境とも新たな出会いと別れが起きる、誰もが通ってきた転機です。 

このような予定されている転機を迎える時の心持ちは様々です。

ただそのまま流れに任せていく場合と、目的を持って目指したり、あるいは仕方なく入学、卒業を経験する人もいるでしょう。

入学は新たな世界の始まりであり、逆に卒業はひとつの終わりを表します。

スタートとゴールを短期間で過ごすため、卒業することで過去と決別したり、入学する時に新しい目標を定めるなど、先に待つ展開が明るいものとなってくるでしょう。

〇〇デビューという言葉が使われるなど、今まで過ごしてきたカテゴリーとはまったく新しいところで新しい自分をスタートする人も少なくありません。

予測しやすい転機のため、事前に準備をしたり目標を持つことでスムーズに次へ進むことができます。

②就職
社会へ出ることで、大きな責任が生まれる転機です。

初めての就職は早くて10代、遅くても20代には経験するでしょう。

就職する年齢はそれぞれでも、社会に出て大人の世界に入ることで責任感が生まれます。

また、目的をもって就職している場合には、同じ意識を持った人との出会いも期待できます。

就職すると今までの生活が一変して、新しい組織に属し日常のほとんどをそこで過ごすことになります。

同じ目標を持っている人や価値観の同じ人と出会う可能性もあれば、

今までの自分の価値観を覆すような衝撃的な人との会いをすることもあります。

就職することで責任感が生まれると同時に、組織の中での自分の役回りや、周りからの刺激で学生時代とはまた異なる学びがあり、大きく成長することとなるでしょう。

アンテナを張り多くのことを吸収しようとすれば、大きな成長と成果が得られることになります。

③結婚、出産
結婚は、自分だけではないパートナーの人生も共に歩むという意味で、大きな転機といえます。

また出産は、家族が増えるという意味で家族にとっての大きな転機です。

結婚も出産もいつそれを望むのか、当人同士の希望が大きく関係します。

ただ、結婚は本人同士の問題だけではなく、お互いの家族にも変化をもたらすことになります。

家同士の新しい繋がりができるため、思いやりと節度ある付き合いが必要です。

④転居
自分の生活をする領域が変わるため、環境の変化を迎える転機です。

進学や就職のために一人暮らしを始めたり、結婚や出産を機に家を構えたり、新たな土地での生活がスタートするため、心機一転新しい一歩を踏み出すきっかけになります

転居する時は、生活圏内が変わったり、新しい出会いや発見があったりします。

自ら場所を決めて動く場合と転勤など仕方なしに場所を変えることがあるものの、その地で新しく日常が始まっていくため、なるべく早く生活リズムを整え自分の環境を作っていく必要があります。

予測不可能な転機が起きた時

予測不可能な転機は、心身に与える影響が大きいです。

場合によっては、生活にも大きな影響を及ぼします。

自分の身体に関わることであれば、仕事・家族・環境も変わる可能性があり、

大切な人との突然の別れは、精神的に大きな影響をもたらします。

思わぬ転機が訪れた時は事態を呑み込めず、時に怒り、悲しみ、落ち込み、その状況を恨むこともあるでしょう。

ピンチはチャンスとよく言いますが、衝撃的なピンチを迎えたときにはなかなかチャンスと切り替えることは困難です。

ただ、これから先も長く続く日々の中では、ここで諦めたり絶望をしてしまうと先の人生は大変辛いものとなります。

このピンチから抜け出すには、自分自身で強く足を踏ん張り立ち上がらなければいけません。

周りの助けに甘えることもいいでしょう。

それでも、最後に立ち上がるのは自分自身です。

ここで立ち上がった時、初めてピンチが新しいチャンスを連れて来てくれます。

 

心理的な変化で転機を迎えた時

心理的な転機は、内部的要因から起こります。そのきっかけはプラスの要因から発生するものとマイナスの要因から発生するものがあります。

プラス要因

  • 新しいことに興味を持つ
  • 目的を達成し次の目標ができる
  • 新たな挑戦
  • 周りに感化される

マイナス要因

  • 今まで当たり前と思っていたことに疑問を抱く
  • 辛いことから抜け出したい
  • 年齢

受け止め方

要因は何であれ、その時に向き合うべきものは自分自身のマインドです。

己と向き合い、今自分が何を考え何を思うのか、じっくりと分析します。

こうなりたい(これをやりたい)という思いに気付き、そのために何をすべきかを考えるところから次の一歩が始まります。

次にどう動くかを考えるため、目標を定め情報に敏感になり、先々を予測し、自分自身が転機をコントロールできるよう行動を起こします。

今の環境を自分から変化させることはかなりのエネルギーを使います。順序立てているうちに気持ちが留まることもあるでしょう。

ここぞという時に人生を変えるには、あれこれ考えず思い切って次に飛び込むことも良いでしょう。

慎重になりすぎず、何度でも転機は呼び込めると信じて進むことが大切です。

 

ただ、何かを得るときには同時に何かを失うこともあります。

 

大切なのは、その時々で自分の本心と向き合い冷静に判断し、自己責任で取捨選択することです。

 

環境の変化による転機を迎えた時

環境の変化による転機は、良いことも悪いことも外からの影響が強いといえます。大きく分けると、人間関係によるものと、状況変化によるものが挙げられます。

人間関係

  • 職場環境
  • 友人関係
  • 恋愛

人間関係においては、何かをきっかけに親密になったり、逆にこじれたり、関係が変わることで様々な変化が起こります。

その時の変化にどう向き合うかで、自分にとって転機となるか否か変わってきます。

良い方向に人間関係ができた時には、やる気が出たり、新しい価値観に出会えたり、楽しみが増えていろいろな面で成長できるでしょう。

一方悪い方向に関係がこじれた場合には、そこに耐えて頑張るのか、環境を変えるか、もしくは関わりを断つか、悩むことが増え精神的にも重たい状況となります。

状況変化

  • 異動・転勤
  • 健康状態
  • 家族

状況の変化は、人生において大きな変化の一つです。

新しく物事が動いたり、対策する必要があったりと、今のままでは対応できないことが新しく起こることになります。

家族が変化することについても、家族の中での役割が変わったり、大切にすべきものに気付かされたりと心境にも変化をもたらすでしょう。

受け止め方

これら環境の変化によるものは、自分でコントロールすることができません。

避けて通ろうとしても、長い人生の中で一度は経験することがあるでしょう。

 

良い転機として訪れた時には、その流れに乗って思い切り楽しめば充実した日々が送れます。

逆に悪い転機として訪れた時は、どうするか決断することが重要となります。

その環境から抜け出すことはとても勇気がいりますが、そこで留まり続けることに意味があるのかをしっかり考え、自分を大事にした答えを出すべきです。

周りを気遣うことも大切ですが、周りばかりを気にして自分を大切にできないと、結果的には周りも自分も幸せにすることはできません。

自分らしくあるためにも、環境を変える勇気を持つことが大切です。

最後に

人生には、誰でも必ず転機が訪れます。

空の天気が日々変わるように、私たち人間にも日々小さな変化が起こっていて

その変化が大きく訪れた時に「転機」として目の前に現れます。

 

その転機が訪れたとき、それをピンチと捉えますか?  チャンスと捉えますか?

転機をラッキーと思う人、落ち込む人、気付こうとしない人、流れに任せる人、

あり方は様々だと思います。

 

そして、どうあるべきかについての正解はありません。

 

ただ、今この瞬間の自分は、今まで転機が起きる度に選択をしてきた結果といえます。

転機は訪れるのを待つのではなく、自分で起こすこともできます。

一度きりの人生、転機に気付いた時には失敗を恐れず行動し、新しい展開を楽しみ、未来を自分の手で展開していきましょう。

 

人生何があるか分からない。だからこそ面白い。今日の自分が明日の自分を創る!!

by Sunny or Rainy




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